スカイピア事業部スカイピア事業部について
沿革

沿革

1991年(平成3年) 1,000万円で(株)スカイピアを設立。(株)クラレと共同で軽量多層膜材の開発に着手。
1992年(平成4年) 資本金4,000万円に増資。(株)ダイゾー:(旧(株)大阪造船所)の資本参加を実現、ダイゾーとの業務提携を進める。
1993年(平成5年) 旧通産省 工業技術院 機械技術研究所(現 産総研)と成層圏プラットフォームプロジェクトの基礎実験機となる「HALROP-20」の共同研究に着手。
1994年(平成6年) 初めて軽量多層膜材の生産を行い、同時に全長18メートルの機体を製造。これがわが国における成層圏プラットフォームプロジェクトの最初の実験となる。飛行船の膜材は軽量さと強靱さ、ガス遮断性などが求められるが、このノウハウが極低温研究などで用いられるヘリウムガス回収装置「ドライコレクター」にも応用され、多くの大学、研究機関等に納入。
1995年(平成7年) 農林水産省農業環境技術研究所に全長22メートルの「リモートセンシングプラットフォーム」を納品。飛行船用に作られた高性能膜材は多くの分野で応用されるようになり、「ガス漏れ検知装置」「バイオガス回収装置」、「加圧膜構造仮設屋根」、「撮影・監視用バルーンシステム」等多くの分野で活用される。
1996年(平成8年) 経営権を(株)ダイゾーに移管する。同年、文部科学省(旧科学技術庁)が茨城県に付託した予算で、全長45メートルの成層圏実験機の製造を受注、これを用いた実験にも参画する。この実験が文部科学省(旧科学技術庁)に移行継続され、正式な国家プロジェクトとして実験計画が進むところとなる。
2001年(平成13年) 成層圏プラットフォームプロジェクトにおける全長48メートルの成層圏滞空試験機を受注する。
2002年(平成14年) 同プロジェクトにおける全長68メートルの定点滞空試験機を受注し、それらに用いられる新しいコンセプトの膜材開発、設計製造に取り組む。
2004年(平成16年 ) 本社を大阪市港区福崎に変更し、東京営業所を現住所(東京都中央区日本橋本町)に開設。
2007年(平成19年 ) 本社を現在地(大阪市西成区津守)に移転する。
2008年(平成20年 ) (株)ダイゾー スカイピア事業部となり、今日にいたる。